コラム

2023.06.21

ミニマムな生活基盤を作るための” 買い物戦略”#06

  1. ライフスタイル
  2. 二拠点生活
  3. 広島暮らし

働き方の多様化が急速に進む昨今、「二拠点生活」というライフスタイルが広がりを見せています。実際にそれを始めるとなると、何をどうしたらいいかを知る機会はなかなかありません。そこで縁あって広島と東京の二拠点生活を始めたベンチャー企業の社長が、その経験から得た二拠点生活の始め方のコツや考え方、注意すべきポイントなどを語り、これから始めようと思っている方、興味のある方々に少しでもお役に立てるようお届けしていきます。

<プロフィール>
シゲ社長:従業員約15名のデジタルマーケティングが主業務のベンチャー企業を経営。広島県や瀬戸内界隈の仕事が増えたため、「ずっと広島県」の制度を利用して数年前に広島にオフィスを開設。同時に東京と広島の二拠点生活を始める。

必要最小限でどんな暮らしができるかの実験

皆さん、こんにちは。
今回は、二拠点生活を始めるにあたって、家具や日用品をどうやって揃えたかについて話したいと思います。

これはもう、個々人それぞれの好みや考え方、お財布事情次第なので、「こうしたほうがいい」という話にはなりませんが、自分の経験をそのままお伝えしてみますね。

個人的にはほとんど家具や食器などへのこだわりがなく、もちろん費用はできるだけ抑えたい。

この基本方針に沿って、必要なものを買い揃えるとなると、自ずとその行動パターンは決まってきます。

それは、

①まずは100均に行って、「これでいいや」というものを買う

②その次にニトリで、100均になかったものや不十分だったものを買う

③それでも足りないものは、Amazonや楽天などのネット通販を探す

以上の3ステップが、自分の生活基盤をつくる買い物戦略となりました。

自分の生活をゼロから組み立てるって、なかなかない経験ですよね。これ正直、いつの間にか思わず楽しんじゃってました。で、ついつい余計なものも買ったりしていて。

そんな経験もせっかくなので、ここで共有してみます。

100均とニトリでほぼ十分な生活環境が作れる

台所周りのお皿やグラス、コップ、箸やフォーク、スプーンなどの食器は、見事に100均です。実は広島は、あの100均の草分け「DAISO」の創業の地でもあります。そのためか、街中にやたら100均の店が多いように思いますが、気のせいでしょうか?

自炊はしないと決めてましたが、トマトくらいは切るかもとまな板や包丁は一応購入。こちらはなぜかニトリで購入したのですが、見事にほとんど使わないので、無駄でしたね。

 洗面所、お風呂まわりの歯磨きや歯ブラシ、シャンプーなどの日用品はドラッグストアですが、歯磨き用のコップや、掃除用のスポンジなどはやはり100均のオンパレード。

置く場所が限られているバスタオルかけや、ドライヤーをひっかけておくハンガーなど、

ちょっとした工夫のある便利グッズ系は、やはりニトリの品揃えは本当に素晴らしいですね。マニアックなものはハンズとかにしかなさそうですが、そうでなければほぼカバーしていると言って過言ではありません。枕や布団、ベッドカバーなどのリネン系も100%ニトリで済ませました。

広島には市街地にハンズが、郊外にニトリの大型店舗がいくつかあります。ニトリにはバスで、何度か足を運んでみました。それはそれで楽しいので悪くはないのですが、結論からいうとニトリはむしろ通販サイトで十分だということが確認できました。

というのも、サイトのほうがユーザーのコメントもあるし、選ぶ商品がシンプルさを追求したものがほとんどなので、実際に見るのと印象の差が非常に少ない。いい意味でがっかりすることがないんです。

唯一、ベッドだけはやはり感触を確かめねばと店舗で試したところ、全体的に自分にとってはちょっと柔らかすぎたのでニトリは諦め、Amazonで評判が良さそうなものを購入(結局、感触を確かめていない…)。無事、なんとか合格点のものをゲットできました。

テーブルや椅子は、楽天で探し、「こんなに安いので大丈夫かな」と思いながらリスクを承知でポチったところ、結果的にまあまあ満足できています。

こんなことを、おそらく2ヶ月位かけて、自分としては十分に快適な生活できる空間を完成させました。まあ他人からみるとかなり殺風景な部屋にみえるかもしれませんが。

もう少し気持ちに余裕ができたら、観葉植物でも置こうかなと思っていますが、めんどくさがりな自分は、たぶんやらないでしょう。以前の住まいから引き継ぐものもなく、完全に自分の空間を一から作るのって、久しぶりでなかなか楽しい経験です。

しかしながら、改めてDAISOやニトリなどの企業の存在感の大きさを、痛烈に感じさせられる経験でしたね。こんなこともやってみると、色々考えさせられるものです。

次回はまた更にインパクトのあった「家電」について書いてみようと思います。

ではでは。

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